用瀬運送は、昭和35年林業事業体として創業し、原木輸送や一般貨物輸送もおこなっています。林業と物流を一連の流れとして考えることで、地域資源の効率的な活用を実現しています。平成29年からは木質バイオマスチップの製造もおこなっており、木材をさらに有効活用しています。製造した木質チップは地域のバイオマス発電の燃料として利用されています。

　用瀬運送は、さらに地域に根ざした企業として成長していけるようにSDGs（持続可能な開発目標）の達成に向けた取り組みを行ってまいります。

　SDGsは「Sustainable Development Goals」の略称で、日本語に直訳すると「持続可能な開発目標」です。2030年までに持続可能なよりよい社会を実現することを目指す国際的な目標で2015年の国連総会で採択されました。貧困や飢餓、気候変動、エネルギー問題など地球規模の様々な問題に対して17の目標が設定されており、さらにこれらの目標を達成するための具体的な方法（ターゲット）が169個あります。SDGsは先進国を含むすべての国が対象となっており、国や政府だけでなく、企業や個人の積極的な取り組みが求められています。日本でも企業や地方自治体、教育機関などでSDGsの達成に向けた積極的な取り組みがなされています。